こんにちは!おじさんです。 本日は、前々から準備を進めていた愛車MTB(マウンテンバイク)の「フロントギヤ交換(フロントシングル化)」の作業の一部始終を、整備ブログとしてじっくりご紹介させていただこうと思います!
今回の計画は、不要になったフロント3段ギヤと変速機を取り払い、スッキリとしたシングルギヤ&自作ギヤカバーに組み替えるというもの。
事前に購入しておいた専用工具「クランク外し」や洗浄スプレー、そして3Dプリンターで自作した専用ギヤカバーを準備し、気合十分で作業を開始いたしました!
作業を検討している方の参考になれば幸いです。(※トラブル含めてリアルにお届けします笑)

■ 作業工程と実際の作業手順
1.ペダルの取り外し
まずは一番最初にペダルを取り外します。これをクランクを外した後にやろうとすると、固定できずにトルクがかけられなくなって詰みます! クランクの裏側に六角レンチを入れる穴があるので、緩む方向に回していきます。

ペダルは左右でネジの切ってある向きが異なり、確か右ペダル(進行方向右側)は「逆ネジ(※正しくは右ペダルが正ネジ、左ペダルが逆ネジ)」などの特殊な仕様があるので注意が必要です。固着している場合もありますが、慎重に回して無事に両側のペダルを取り外せました。
2.チェーンのカット
次に、古くなったチェーンをチェーンカッターを使ってカットします。新品交換するのでバッサリ切ってしまえば、この後の作業スペースが一気に広くなります。チェーンカッターは本当に重宝する工具ですね!

3.フロントギヤのネジをあらかじめ緩める
クランクを車体から取り外した後に固いネジを緩めるのは大変なので、車体に固定されている今のうちにフロントギヤの固定ボルトを軽く緩めておきます。
4.不要なフロント変速機(ディレイラー)の撤去
忘れないうちに、フロントの変速機を取り外します。もう使うことはありませんので、ここでスッキリ取り除いておきます。
■ まさかの大惨事!クランク外しの失敗とグラインダーでの力技打開
5.クランク外しを使ってクランクの取り外し……のはずが!?
いよいよ本日メインの工具「クランク外し」をクランクのネジ穴にセットし、レンチでぐいぐい回していきます。 「そろそろ外れるかな〜?」と思いつつ回し続けていると……

ガコッ!!!!
嫌な音とともに、クランク外しがすっぽ抜けてしまいました。 焦ってクランク側を確認してみると……なんと、クランク側のネジ山が見事にナメて崩壊しているではありませんか……!!

「いや〜〜〜!やっちまった〜〜〜!!!」と思わず叫びました(汗)。

すぐにPCへ向かい、対処法を検索! 「反対側のクランクを叩いて外す」「もう一度クランク外しをねじ込む」などの方法を試そうとしましたが、ネジ山が完全に消滅しているためクランク外しが一切入らない状態に……。
「こうなったらクランク自体をカットして外すしかないか……?」とも考えましたが、今回の目的は「クランク交換」ではなく「フロントギヤの交換」です。
「この状態でギヤだけ外せないか?」と構造をじっくり確認してみたところ、3段ギヤのうち一番外側の大きいギヤ(3段目)は外せることが判明。

しかし、1・2段目のギヤはクランクの裏に引っかかってどうしても抜けません。
「……よし、ギヤを直に切っちゃおう!!!」

そうと決まれば迷いはありません!倉庫からディスクグラインダーを引っ張り出し、邪魔な1・2段目のギヤを豪快にカット!! これで二度と3段ギヤには戻せなくなりましたが、元々戻す予定もありませんし、この自転車にあと何年乗れるかも分かりません。ひとまず現状復帰とシングル化を目処にして、力技で無事に不要なギヤの撤去を完了させました!

■ 清掃・組付け・そして完成へ!
6.洗浄スプレーで徹底清掃!
無事にギヤが解体できたところで、積もりに積もった油汚れの清掃に入ります。 買っておいたパーツクリーナー(洗浄スプレー)を吹きかけ、油分と泥汚れを綺麗に落としてリテーナー周りもピカピカに洗浄。かなり美しく蘇りました!

コレが↑
コレに↓

7.新しいフロントギヤ&自作ギヤカバーの取り付け
いよいよメインイベント!新しいレッドのフロントギヤと、3Dプリンターで作成した自作ギヤカバーを一緒に重ねてボルトで締め付けていきます。 心配していた3Dプリント製ギヤカバーですが、がっちり締め込んでも割れる気配はなく、完璧な強度で固定できました!

8.新品チェーンの取り付け(取り回しに注意!)
チェーンカッターを使い、新品チェーンのピンを押し込んで接続します。 ここで一番重要なのは「チェーンの取り回し(リアディレイラーのプーリーへの通し方)」です!正しく通っているかを何度も確認してからピンを押し込まないと、取り返しのつかないことになるので全集中で作業しました。

9.ペダルの取り付け&試走!
最後に、最初に取り外したペダルをしっかり締め直して作業完了です!

■ まとめ:トラブルを乗り越えて無事に完成!
クランク外しでネジ山を破壊した時は一瞬どうなることかと血の気が引きましたが、落ち着いて考えを切り替え、グラインダーでの切り崩しに舵を切ったことで、結果的には約2時間ほどで全作業を無事に終了させることが出来ました!
近所を試走してみましたが、変速トラブルもなく快適そのもの!なんとかなるものですね(笑)。
今回の作業で僕が学んだ最大の教訓は、「クランク外しを使う時は、先端につける先端ピン(アタッチメント)のサイズが自分のクランク軸(スクエアかISIS等)に本当に合っているかを、ねじ込む前に必ず目視で確認すること!」です。これを怠ると、僕のようにネジ山を飛ばすことになります(苦笑)。
まあ、今後このMTBのクランクを交換する機会はもう無いと思いますが……もしその時が来たら、迷わずグラインダーでクランクごとぶった切って交換しようと思います!
色々と寄り道はしましたが、自分の手でトラブルを克服して思い通りの形にカスタムできた達成感は最高ですね!

本日も最後までブログをご覧いただき、本当にありがとうございました。 皆さんのDIYサイクリングライフの参考(あるいは反面教師?)になれば幸いです!





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